地方の病院はやはりどう頑張っても看護職がこない

昨日は、新潟へ。

新潟県の看護協会・看護連盟の合同研修にいってきました。会場あふれんばかりの方々にお集まりいただき、時間を超えて最後まで真剣に話を聞いてくださいました。
(つい夢中になり時間を超えて話してしまいました。すみませんでした。)

多かったのは県内でも人口の少ない地域の病院はやはりどう頑張っても看護職がこないという切実な声です。


東京で働かないと誘われるならまだしも、もし自分がまったく知らない地方で急に働くかといわれてもためらってしまいます。都会と地方では人集めにハンディがあります。

職業選択の自由の観点からはおかしいかもしれませんが、それでも公立の学校など住民の税金が運営費に費やされるところだったら、卒業後に県内で働くように促してもいいかと思います。また中心的な公立病院から地方の病院への派遣なども考えていいのではないでしょうか。

診療報酬で対応できないかとの質問があったのですが、それでは病院の責任が強調されすぎると思います。国や地方の人事政策のような視点が必要かと思いました。