ブログ再開します

ご無沙汰しています。

長らく休憩していました幹事長日誌を、気持ちも新たに「Season2」としてスタートします。

参議院選挙が終わって4か月以上が過ぎました。日本看護連盟ではその後、都道府県別会議を開き、選挙の総括と今後の取り組みについて、都道府県ごとに意見を聞いてきました。これからその意見集約をし、来年度以降の活動につなげていきたいと考えています。
印象的なのは、都道府県や支部の役員の皆様の士気の高さ。参議院選挙で得た結果を次につなげようという意欲で燃えています。

一方、政治状況もずいぶん変わってきました。政権交代への国民の熱い思いはわずか1年余りで冷え切りました。日本の安全保障への不安、思いつきのような意思決定への不安、はぐらかしたままの政治と金の問題を残したまま、越年する様相です。
近く荒れた政局化しそうな中、未来をじっくり考えている時間は与えられないかもしれません。

看護の現場はじわじわと厳しさが増しています。高齢化の影響も社会全体で認識している以上に大きなものになっています。先日も「昨晩救急外来に来たなかで一番若い方が91歳だった」とある民間病院の師長さんから伺いました。患者さんひとりにかかる手数も増えています。人口構成に見合った社会保障制度を創りなおす必要があります。

看護連盟のこれからの活動の基本は、会員の自主性に基づく組織づくりだと考えています。ひとりひとりが自分自身で考えて政策過程にかかわっていってほしいのです。私たち役員はそのために精一杯の運営を行っていきます。