人よりロボットに共感する?
先日のNHK「クローズアップ現代」で、診察の際に医師の横に座りいっしょに患者の話を聞く看護師が紹介されていました。
アンドロイドの看護師です。
見かけも表情も人間そっくりで、患者さんと視線をあわせ、話にあわせてうなずく姿はとても自然。
体験した患者さんは、「話を聞きいれてくれて相槌を打ってくれる。すばらしい」と感想を述べていました。
製作した研究者は、人が共感できるロボットをめざしていると言っていましたが、まさにそれが達成されているようでした。いやひょっとしたら、本当に共感してくれているように患者さんは感じていたのではないでしょうか。
臨床現場では、患者さんと目線もあわさず、気持ちの入っていない反応しかしない医療者もいると聞きます。また、そうしたくても人手不足のひどい忙しさの中でつい気持ちが入らないということもあります。
”共感”を感じるのは患者さん。さて、ロボットと人間、どっちに軍配が?