ムバラク大統領が辞任へ

エジプトのムバラク大統領が辞任したようです。facebookはじめネットの威力を感じました。
これに関連して、共同通信政治選挙専門サイトに「強まるネットの政治パワー」というタイトルで横江公美さんの評論がありました。


ネットがここまで政治的な影響を持つようになった理由として次の3点を挙げています。

  1. 若者が多いこととその存在力(エジプトの年齢の中央値は24歳)
  2. ウィキリークスの存在(チュニジアでは大統領の娘婿がトラをペットに飼っていて、一日4羽の鶏を餌にしていることが暴露され、その怒りがデモへの引き金をひいた)
  3. オバマ大統領の存在(ネットでつながる世界の構築を外交カードにつかっている)

一方、独裁政権を打倒する力はあっても、その後の国づくりについては未知数と指摘しています。エジプトの国づくりは今後のネットと政治の関係を占うのかもしれません。


日本国内でも、ニコニコ動画をつかった生中継を政治家がやったり、自民党がネットやtwitterで党大会を中継したりと、ネットをつかった政治がみられるようになりました。

さて、これが政治を動かす胎動になるのか、注目です。