都道府県看護連盟会長会議がありました

国会が始まり、いよいよ政策議論か・・・とはいかず、自民党に引き続き、公明党も代表質問で菅総理の退陣を要求。さらに身内の前原外相も自らのグループで解散準備指令。解散風が吹き始めました。

統一地方選挙も目前に迫ってきました。今年は選挙イヤーか。連盟にとっても力をつけるよいチャンスです。


そんな中、昨日今日と、都道府県看護連盟会長会議がありました。平成23年度の活動計画・予算を中心に活発な議論をしました。一番の関心事は何と言っても今後のビジョン。

日本看護連盟は、一昨年の政権交代を、単なる与党の交代ではなく、一つの政党が何十年も与党に居続ける政治体制が終わり、短期間で与党が交代する政治体制に、日本政界が変わったと認識しています。その中で政治にかかわるすべての人や団体が、新たなあり方を問われています。

私たちがまず行ったことは、「与党だから」という理由で支持政党を決めるやり方を見直すことでした。与党が短期間で交代する政治の下では、長い目で組織の発展を考えたとき「利益」でなく「信頼」を組織の基本に置くべきだと考えたからです。そして昨年の参議院選挙に方針を「ぶれない」で戦い抜き、よい結果を出すことができました。

その時に長期的な視点で判断したわけですから、この会議でも、選択の基準を「与党だから」にはおかないことを確認しました。そしていま新しい選択の基準の検討が具体的に始まりました。当然「政策」などが重視されることになるでしょう。


会場では、私たち本部役員と都道府県会長の皆様が向き合う形で座っています。こちらから都道府県会長の皆様の表情もよく見えます。一番感じたことはいい意味での”強さ”。お腹の底で考えている感じです。だからこそすごく信頼できる皆様だと思いました。看護連盟は大丈夫です。


まだここまでしか書けませんが、日本看護連盟は「信頼」を大切にする自律した政治団体になると感じています。