自民党看護問題小委員会開催。テーマは「地域における看とり」

本日正午より、自民党の看護問題小委員会が開かれました。

テーマは「地域における看とりについて」
講師として、聖路加看護大学看護実践開発研究センター長の山田雅子さんをお迎えしました。


山田さんは、看取りの場でどのようなことが行われているか、そして何が課題かを丁寧に示してくれました。参加議員の真剣な表情が印象的です。

訪問看護をできるだけ早めに利用しはじめるほうがいいのですが、実際は医師の指示書がでなかったりケアマネジメントが不十分であったりして、死の直前になってしか行けないといった状況が多くあります。まだ時間が残されているときから訪問看護を活用することが重要だとの認識を示しました。


会議の雰囲気はとても前向きです。
伊吹文明議員は、「自民党は綱領で家族を基礎とした社会をつくると謳っている。在宅ターミナルケアはこの方向に一致するものだ」という発言も印象的でした。畳の上で死にたいという思いをかなえることができるよう、トータルな法整備をしなければならない、といった方向に進むのではないでしょうか。


たかがい恵美子議員は、ターミナルのビジョンを政策の柱として国がしっかり示す必要があると熱弁。

自民党さん、しっかり議論を重ね、まずは選挙公約で具体化してほしいです。