スウェーデン人が日本で経営している有料老人ホーム

今日は九州ブロックの会長会議。

数年前からこの季節に、次年度の活動計画等をきめ細かく審議するために、ブロックごとの会議をしています。47人の会長が集まる全国会長会議と違って、ゆっくり議論ができます。



ところで、昨日、スウェーデン人が日本で経営している有料老人ホームを見学させていただきました。

入所者の7割程度が認知症。それも重度。にもかかわらず看取りまで行っています。有料老人ホームは比較的元気なお年寄りが入るというイメージがありましたので、驚きました。

よい雰囲気の施設に共通しているのは、時間がゆったり流れている感じがすること。今日もそう感じました。


支配人は日本語ペラペラ。剣道を通じ日本に来るようになり、第2の故郷のためにスウェーデン人であることを活かして日本でできることを考えたら、こういう施設だったとおっしゃっていました。

隅々にまで”人格の尊厳”という理念が浸透しており、この言葉の意味を深く考えていることがよくわかりました。よく言う言葉ですが、実践するためには徹底して尊厳の意味を理解しなければこんなことできません。
このことは機関誌アンフィニで紹介したいと思っています。


働いているスタッフはみんな日本人。つまり日本でもやればできるということです。