その後請求書が送られてきた。

昨日のたかがい恵美子議員の参議院厚生労働委員会での質問でこんなやりとりがありました。

たかがい議員「支援物資として国から大量の水やカップ麺が送られてきた。なんとか置き場所を確保して受け取ったが、その後請求書が送られてきた。」

大塚副大臣「あってはならないこと。事実関係を調べしっかり対処したい。」

どこかで手違いがあったとは思いますが、おかしいことですよね。ちゃんと対応してください。



また、災害の時に病院がボランティアを派遣するとその病院の人員も不足してしまいます。それでも好意をもってやってくださるのですからありがたいことです。

でも、もし仕事をしていない看護職を緊急に集めるシステムがあったら、いいと思いませんか。たかがい議員はそんな質問もしました。

細川厚生労働大臣「大災害でマンパワーが不足し、なかなか人が集まらない。賛同する。それに向けての準備が必要なので、関係団体とも連携しながら、専門職が円滑に被災地で活動できるように取り組みを進めたい」


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本日は、自民党で、医療関係団体からのヒアリングがありました。

日本看護協会からはこの間の災害派遣などの成果が発表されました。
4月11日現在災害支援ナースの派遣は574人。施設や避難所で活躍してきました。
(くわしくはこちらhttp://www.nurse.or.jp/home/saigai/saigai.html

看護協会は、この成果を踏まえたうえで、いつまでも不安定なボランティアに頼るのではなく、地元の人を雇用して体制をつくることが大切と主張しました。


議員からの質問や行政の答弁、各団体の意見などを聞き、国の行政機能が生かされていないと感じました。政治主導のはき違えが原因かと思いますが、行政がしっかり旗振り役をするともっとスムースに活動が進むはずです。