看護用品も器材も何もないところで

現地に入った看護師が、その体験から、看護用品も器材も何もないところで、どうやってケアをするか、学生時代から実習や演習をすべきではないかといいました。

確かに、今の看護教育は、病院や施設で働くことを前提として組まれている部分が多いと思います。生活の中で、あるものを工夫しながら、ケアする力が必要だっていまつくづく思います。

もし水がなかったら、
もし屋根がなかったら、
もし食べものがなかったら、
もし薬がなかったら、
もしステートがなかったら、
もし寝具がなかったら、
もし10人の患者さんの前で自分一人しかいなかったら、


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看護連盟でも求めていた、被災地やその隣接地での看護職員等の雇用を確保するための基金を使い、提供体制を確保すようにとの通知が、厚生労働省から本日でました。

震災によって仕事が奪われた人の雇用を進め、また患者の増加などによって人が足りなくなっている医療機関の増員を支援するものです。


被災した看護職員等を雇用する事業、研修を行いながら被災した潜在看護職員を雇用する事業、自治体や団体が避難所や仮設住宅を戸別訪問する者を雇用する事業等に使えるようです。


詳しくはこちらを 20110422.pdf 直


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あさっては統一地方選挙後半戦の投票日。

僕の住んでいる東京都大田区は、定数50人のところ、立候補者は73人。

政策を比較するといっても、73人はさすがに比較できない。
知っている人がいたら、それだけを頼りに、その人に投票したくなりますし、
知っている人がいなかったら、ポスターの印象とか、名前のゴロの良さとか、でつい選んでしまいたくなります。

こういう選挙、結構難しい・・・。