たんの吸引に関し、あべ俊子議員が質問

20日あべ俊子議員が衆議院厚生労働委員会で「たんの吸引問題」に関して問いただしました。

いま、国会で介護保険法の見直しに関連して、介護福祉士等によるたんの吸引等を法制化が進められようとしています。たんの吸引等は、そもそも人の命に係わる危険な行為なので、安全性の担保が重要だと、あべ議員は主張しました。


厚生労働政務官は、

  • 医師や看護師その他の連携が確保された体制をとること
  • 記録が整備されていること
  • 緊急時の対応が定められていること

が要件となっていると答弁しましたが、安全確保がホントにできるのは不安です。


あべ議員はによると、
特別養護老人ホームの医療的ケアに関する調査によると

  • 実際、委員会を設置しているのは、研修済みの施設に限っても28.1%しかない。
  • マニュアルが整備されている施設・ヒヤリハットの報告体制がある施設は、研修実施済みの施設であっても半数程度
  • 研修を未実施のままたんの吸引などをしている施設が25.2%ある
  • 研修終了時に習熟度の確認・評価をやっている施設は4割程度


これでホントに大丈夫なのでしょうか?



また、最も大切なことは、何かあったときにどう対応するかです。
あべ議員は、制度導入があったとしても、定期的な指導・監督が大切だと指摘しました。

このことに対し、

厚生労働政務官「検討したい」
あべ衆議院議員「検討ではなくやらねばならない」
厚生労働大臣「しっかりやっていかなければならないと思っている。定期的とは3年以下である。」

とのやり取りがありました。



最後にあべ議員は、

そもそもの発端は看護職が不足していることであり、それは看護師の処遇の問題が大きい。特に施設や在宅については看護職の給料が低すぎて、勤めるのに腰になってしまう。処遇の改善をすべきだ。

と述べました。



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5月20日は僕の誕生日でした。その晩は奈良県にいました。
僕は奈良県で生まれました。でも親の転勤ですぐに引っ越したため、誕生日を奈良県で迎えるのは赤ちゃんの時以来でした。

その晩、近畿ブロックや奈良県の会合でもよく使わせてもらう「しま」というお店にいきました。
そこのおかみさん、息子さんは、なんと、同じ5月20日生まれ。
店内にいた7人中3人が、今日の生まれってすごく偶然だと思いません?

誕生日会にも便乗させてもらい、サプライズな夜を過ごせました。

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