内閣不信任案が提出されました。

内閣不信任案が提出されました。
可決か否決か、わかりませんが、かなりギリギリのところになりそうです。


可決されたのは戦後わずか4回。一番最近は1993年の宮澤内閣の時でした。

この時は、小沢一郎さん始め自民党羽田派が造反し、賛成255、反対220。
その日のうちに衆議院が解散しました。


この時、僕は衆議院議員の秘書をしていました。
気持ちがずいぶん高揚したのを今でもはっきり覚えています。
初めての選挙を迎える不安と気持ちの高ぶりでよく眠れませんでした。


解散の瞬間に、議員だけでなく、僕も公設秘書の身分を失い無職に。
選挙は、一番の身内であったはずの後援会長が同じ選挙区から新しくできた政党に鞍替えし出馬するなど、大混乱。
当選できず、辛い思いをしました。

その後、政権交替し細川内閣が誕生しました。


それから18年。どうやら今回は、可決しても否決しても、混乱が続いてしまいそうです。おそらく菅総理が辞めるまでは。そして政界再編が本格的に始まるまでは。


被災地のことを考えると、自発的かつ計画的な辞職がよかったと思います。でも話し合いさえできないのですから、、、今の状態は。残念ながらこうなってしまいました。

でも、どうなろうとも今進めている支援の手が止まってはいけません。どんな政局下でもせめて行政、地方政治はきちんと支援行動を進めてほしい。

こういう決断をしてよかったと後で国民が言えるように、国会議員の皆さんに行動してほしいです。


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いま、民主党の代議士会をやっています。

「めどがついたところで辞任」というのは、いきなり言うのではなく、与野党である程度の合意をつけてからいうことだと思う。不信任案がでる前にやることでしょう。

今やるから、かえって混乱はとまらない。

混乱と止めるために必要なのは、与野党間そして国民と政治の間の信頼を創ることだと思う。やっていることは、信頼を失うことばかり。


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不信任決議案否決。

さて、これからどうなるのか。復興のために頑張ってほしい。