全日教連のレセプションに参加しました。

週末に学校の先生たちの全国団体、全日教連のレセプションに参加しました。
短い時間でしたが、先生たちとの会話は勉強になりました。

学校の教師は労働者なのか専門職なのか、こういった議論の中で、
労働者との姿勢を強くする日教組に異議をとなえ、自立したのが全日教連です。ですから、主張には「公」の精神を大切にしたいという想いが強くにじんでいます。

医療者も同じだと思いました。
労働者としての権利を強く出し過ぎると、患者さんのためにという意識が薄れやすくなってしまいます。労働環境の改善をなぜ訴えるのかというと、いいケアをするためであるという公の精神があるからだと思います。
病院経営が厳しいからという主張も出し過ぎると、患者さんに我慢を強いることになります。よい医療をするために経営を改善するという意識を失ってはなりません。


「師」や「士」がつく職業は、こういった問題をいつも考えながら活動しなければならないのでしょう。