視線を未来に向けて頑張っている

山形県支部別会議終了。米沢では、地元の市議会議員さんも参加し、いつもより少し幅広い議論になったとおもいます。

昼過ぎに終了したので、新幹線を郡山で途中下車して、福島県看護連盟の事務所に立ち寄りました。会長さん、幹事長さんらとお会いし、今の様子を聞くことができました。

一番思ったのは、前向きに進もうということ。過去を心の中にしっかり納めて、視線は未来に向けて頑張っていらっしゃる連盟会員の姿を、お二人の話を通じ感じることができました。


福島県原発の問題のため、特に若い年齢層の看護師ら医療従事者が減っています。子供がいる母として放射能の心配から県外に行っている方が多く、逆に現場は医療者不足が深刻に。もちろん今だけでなくこれから先を見通しても、とても心配になります。

医療・福祉の従事者の県外流出を止めるだけでなく、県外からの流入を促進するくらいでないと、高齢化への対応がおぼつかない。もう通常の発想ではなく、特別な思い切った対策が必要だと思います。例えば、期間や地域を限定して診療報酬の1点10円という基準を引き上げるとか、養成所の定員を一時増員し、この地域で働くことを前提とした授業料免除とかが話にあがりました。よく考えてみたいと思います。