卒後臨床教育の機会の均等について。

今日は愛媛県。看護連盟会長直々の運転で、東予の施設12か所と中予での集会を行いました。

施設回りは非常に勉強になりました。短い時間の中で現場の状況を教えてくれたところもたくさんありました。

教育機会均等法を、そんな意見が川之江にある病院でお聞きしました。看護職が学ぶ意欲をもっていても、研修の機会はどうしても都会、県庁所在地が多く、地方からそこに行くだけですごいエネルギーがかかります。地方でも気軽に教育を受けることができるようにしてほしいという旨です。

その通りだと思います。でもやはり物理的な壁というのがあり、克服は簡単ではありません。最近増え始めたe-learningはどうかとききましたが、確かに対面の教育よりは劣るかもしれないけど、普及してほしいとのこと。ここに問題解決のチャンスがあります。

個人個人の勉強はもとより、たとえば院内研修をビデオやネットをつかってやるだけで、効率・効果はずいぶん上がると思います。仕事が終わってからちょっと30分勉強して帰るとか、昼休みに15分だけ勉強するとか、そういった気楽さが院内の研修ならではの良さですが、それをネットをつかってバックアップすればいいのです。

真剣に考えていきたいと思います。



夜は、同じ会場で30分刻みで人が入れ替わり、4回話をしました。
4回同じ話をすべきなのでしょうが、コンスタントに自分のモチベーションを上げつづけ技術はもっていません。
自分のテンションが落ちたら人に伝わらなくなるので、困った末に、同じ結論にはなるのだけれど、素材は4種類、それぞれ異なるように話をしました。
幸いそれなりに伝わったかなって思います。こういうやり方は初めでですが、いろいろチャレンジさせてもらいありがたいです。