タイトルは「看護の未来予想図」。

山梨県看護協会でお話ししました。タイトルは「看護の未来予想図」
ここ数年おなじタイトルで話をしています。担当の方がつけてくれたもので、結構気に入っています。

昨年きいてまた来てくださった方や、昨年聞いた人に推薦され来てくれた方など多く、今年もしっかり話さねばとの思いを強く持て話しました。いい感じでできたと思います。


帰りは時間がなく、終わってすぐにタクシーに飛び乗って甲府駅にむかったのですが、途中の踏切で渋滞。どうやら事故があったようで中央線が止まっています。駅でなく線路に電車が止まっているため、近くの踏切も下がりっぱなし。これ、何とかならないんでしょうかね。安全確認して踏切あけてくれればいいのに。

でも、僕はラッキーでした。運転手さんが機転を利かせてくれて、渋滞のない細い細い裏道をとってくれたおかげで、かえって早い電車に間に合いました。結局そんなに遅れることなく東京に戻れました。

兵庫県の若手ナースの懇親会に乱入しました。

兵庫県で高校時代の同級生といろいろ話をしたあと、ちょうど兵庫県看護連盟の若手ナースたちが懇親会をしているというので、突然参加をしました。

若手ナースのリアルな声をたくさん聞けてとてもよかった。

なにが問題なのかを突き詰めてきくと、どうやら給料の問題になりそうです。

看護師の給料は、経験や知恵、技術を積んだころに伸び悩む給料体系の病院が大半です。これではモチベーションがあがりません。看護師が若いうちにやめてしまうのは、将来の希望が持ちにくいことも大きな要因ではないのでしょうか。

給与表の形について、思い切った見直しが必要です。

今日は看護連盟の政治アカデミーの開校日。

今日は東京で、各方面の方々にあいさつ回り。たくさんのアドバイスをいただきました。これをしっかり糧にして、自分自身もっともっと大きくなっていきたいです。

一方、事務所では政治アカデミーの開校日。全国からあつまったメンバーたちはかなり顔なじみになり、エネルギーいっぱい、元気に学んでいます。

選挙プランナー三浦博史の話には、受講者がいろいろアイディアを広げることになったでしょう。

昨年、兵庫県相生市で、最年少市議会議員として当選した看護師の中野有彦さんも来てくれました。選挙前に会って以来で久しぶりでした。とても立派な青年議員になっていて頼りがいを感じました。自覚は人を変えます。


夕刻からはアカデミー生と懇親会。たくさんの写真もとりました(きっと彼らがfacebookに載せてくれるでしょう!)。

元気に締めができた一日になりました。

奄美大島に行きました。

和歌山県の串本から、鹿児島県の奄美大島に行きました。

くしくも、どちら地も昨年の大雨で大きな被害をだしたところです。奄美大島はそこらじゅうにがけ崩れの跡があり、いまだ被害の中という感じがしました。東日本大震災でどうしても北に目が向いてしまいましたが、南にも目を向けていなければなりません。


それにしても暖かかった。半袖の人もいたんですよ。気分まで元気になります。
たくさんの病院、施設、学校に直接お話をし、現場の方々に会い、現場の空気を吸い、現場の声を聞きました。


共通しているのは、人手不足。

どうしても足りないぶんは看護師派遣会社に頼っています。ダイビングやマラソンをやるために、島に短期間入る派遣看護師がそれぞれの病院にいました。

先日あった、看護問題小委員会でも、派遣のことは取り上げられており、ナースセンター・バンクの強化が話題になりました。今後、大きな課題になりそうな気がします。


学校にいったら、3年生たちが自主勉強をしていました。
今週末、いよいよ国家試験ですね。追い込み頑張ってください!

串本町は天気も人もいい感じ

和歌山県串本町に行きました。快晴の空、気持ちいい海風。低い気温も気になりません。台風の災害で大変な苦労をしたことがわからなくなるくらい、いい風景です。


前に病院と地域の政治との連携などについて取材をしたことがあります。その時はまだ古い建物だったのですが、今日は建て替えたばかりの新しい病院に。新しくなったらまた来てとの約束が守れました!

病院見学もさせてもらいました。隅々まで看護の意見が反映されていて、患者さんがとても過ごしやすい作りでした。これも設計のすべてのプロセスに看護も参加し、それが患者さんのためになることを、リーダーである町長さんが理解していたからだと思います。

前にあった師長さんたちとも話ができましたが、表情がますます明るかったのが印象的です。住民からも、最近看護師さんの笑顔がふえて気持ちいいという声が病院や町役場に届いているそうです。

看護現場は厳しいですが、明るく元気になっている姿もあります。

黒岩祐治 神奈川県知事にインタビュー

福井県看護連盟よりホームページ開設のお知らせが来ました。

夜勤体制の変化にかんする座談会は秀逸!
夜勤のあり方が今のようになるまでに、どういう経緯があったかよくわかります。ぜひご覧ください。

http://www.fukui-kangorenmei.com/story/zadankai/001_01.html




さて、今、眠いです。時間は午前4時。
明日は朝早くから飛行機で出張ですから、仮眠をとるだけになりそうです。家に帰ったのが午前1時。そしていままで、今日発表された診療報酬について資料をつくっていました。



今日は、日中に国会周辺をいろいろ挨拶まわりして過ごした後、夕方、神奈川県庁に行きました。看護連盟の機関誌アンフィニの次号で、自称「看護応援団」の元キャスターの黒岩祐治知事にインタビューするためです。

黒岩知事がキャスター時代にキャンペーンしてきた救急医療の現場や准看護師制度などについての熱い思いや、神奈川県で展開しようとしている「医療グランドデザイン」などについてお話を伺いました。

知事が言う「医療グランドデザイン」は、神奈川県の医療提供体制の整備を目指していると思っていましたが、そんなものではありません。神奈川県は横浜などの大都会や箱根などの静養地、湘南のような海や険しい山もあります。つまり、日本国土と相似形ともいえます。

もし神奈川でいいグランドデザインができれば、それは日本のグランドデザインにもなる。そういう想いで頑張っていらっしゃいました。

あまり書くとネタバレしますので、詳しくは次号のアンフィニをお楽しみに!



そして、その後、もう一度東京に戻り、母校東京大学の看護系の学生や教員、OBらが集まった、年に一回の親睦会に参加しました。先生方や学生さんたちと楽しかったり、真剣だったりの話ができ、とても満足です。

東大医科研病院の看護部長、京都大学病院の看護部長、東大本院の看護副部長、いずれも後輩が就任していました。30-40代です。すごい人事だとおもいました。
そろそろ僕たちの世代も第一線で活躍しはじめました。僕も頑張らなきゃとの思いがわき出てきました。


・・・でも、さすがに眠いzzz 
おやすみなさい。

経営理念の中に「幸福

神奈川県にある東洋羽毛さんの本社にお伺いしました。

社長様はじめ幹部の皆様に、日ごろ全国各地でお世話になっていることへのお礼と、これからのこと等をお話しすることができました。お時間とっていただきありがとうございました。


経営理念の中に「幸福」ということが書かれていました。会社の活動を通じて、利益のみならず、人の幸福を追求する姿勢に共感します。


グローバル化、世界経済の深刻化、国家間のバランスの変化など、緊張感や焦りを感じるこの頃。こんな中で最近はやったのは”チェンジ”。とにかく変わろうということに魅力を感じました。
ところが、このチェンジは、ほんとは期待感を伴う言葉なのに、実際には変わらねばという焦りばかり先立ってしまい、見込みのないチェンジばかりを繰り返し、結局、人の不安感とか失望感をあおっているような気がします。まさに今の政治がこうですよね。


いま、もっとも求めなければならないのは、本当にチェンジなのだろうか。
そう考えていたとき、この「幸福」という、方向性がない、でも気持ちのよい言葉が、すとんと身に染みました。このこと、これからもっと考えてみたいです。